大磯町について

  • 平安時代、町の西(国府本郷)に相模国国府が設置されていました。
  • 相模湾や高麗山、鷹取山などの自然に囲まれ、古来より景勝地として歌われていました。
  • 江戸時代には東海道五十三次の8番目の宿場町として栄えていました。(本陣は3か所)
  • 湘南発祥の地
    江戸時代初期、鴫立庵の建つ場所に、崇雪が立てた石碑の裏に「著盡湘南清絶地」と刻まれた銘文により言われることがあります。
  • 明治18年(1885)に松本順(初代陸軍軍医総監)により日本初の海水浴場が開設されました。
    (当時の海水浴は、西洋医学先端の医療行為のひとつでした。その後、レジャーに変わっていきます。)
  • 明治20年(1887)に大磯駅が開設されました。
  • 駅開設もあり、保養や療養目的で多くの著名人が邸宅や別荘を構えました。別荘は、明治30年(1897)には100戸ほど、明治末期170戸、大正10年(1921)は200戸を超えました。明治41年(1908)、避暑地百選(日本新聞社主催)で第一位となりました。
  • 「政界の奥座敷」ともいわれます。8人もの内閣総理大臣経験者や著名な政治家が居を構えたことによります。
    8人の内閣総理大臣(大磯に邸宅を構えた順、数字は就任代数)
    山縣有朋(3.9)、伊藤博文(1.5.7.10)、原敬(19)、大隈重信(8.17)、 西園寺公望(12.14)、加藤高明(24)、寺内正毅(18)、吉田茂(45.48~51)

明治記念大磯邸園周辺の見所等について

神奈川県立大磯城山公園
旧三井財閥当主(三井高棟)邸跡地と吉田茂邸跡地を公園として整備されました。 豊かな自然に囲まれ眺めも良く、茶室や大磯町郷土資料館、再建された旧吉田茂邸があります。ダイヤモンド富士が見られ、晩秋にはもみじのライトアップが行われます。

大磯町郷土資料館
「湘南の丘陵と海」をテーマに、地域の歴史、文化、自然に関する資料を展示しています。また、大磯町郷土資料館の別館として旧吉田茂邸があります。建物は、神奈川県立大磯城山公園敷地内に設置されています。

鴫立庵
日本三大俳諧道場(他は、落柿舎(京都)、無名庵(滋賀))
西行法師の歌(心なき身にもあわれは知られけり鴫立澤の秋の夕暮)
江戸時代に草庵が結ばれました。
敷地内に「著盡湘南清絶地」の銘文のある石碑があり、湘南発祥の地と言われることもあります。

旧島崎藤村邸
作家島崎藤村が晩年を過ごした邸宅。絶筆「東方の門」を執筆中に亡くなる。8月22日命日には、近くの地福寺で「藤村忌」が開かれ、多くのファンが訪れています。

澤田美紀記念館
混血孤児教育に情熱を傾けた澤田美紀が、全国各地から収集した隠れキリシタンの遺物や関連する多くの貴重な資料が展示されています。

照ヶ崎海岸
日本で最初の海水浴場が開設された場所。「アオバト」が海水を飲みに来る集団飛来地で神奈川県天然記念物に指定されています。 古くは小陶綾ノ浜(こゆるぎのはま)とも言われた砂礫の美しい海岸で、さざれ石と呼ばれる様々な色をした小石が見られます。ダイヤモンド富士が見られます。

東海道松並木
江戸時代、東海道五十三次沿いに植えられた松並木で、「明治記念大磯邸園」前の国道1号沿いや大磯警察署前、化粧坂周辺に残されています。